ハイサイ！
広島高裁で、伊方原発３号機の運転差し止めを命じる仮処分決定が下されました。
「勝ったー」と高裁から走り出た住民側の河合弘之弁護士が、「高裁レベルの決定で原発が差し止められたのは初めて。極めて重要な意義がある」と力強く語っている様子が多くの報道番組で流れました。
そもそも地震大国の日本での原発はリスクが高過ぎる事は、先の『東日本大地震』で骨身に沁みた訳ですから、至極当然の結果かと思います。
もっとも、使用済み核燃料問題の出口がまるで見えませんので、再稼働をしないからと云って安全ではまるでないのですが(*´Д｀*)
この報道がバンバン流される一方、先日行われた３年ごとの基本計画の改定検討を担う経産省の会議。
国民の根強い原発へ対する不信感を考慮して、当初、今回の計画改定は小幅にとどめ、原発新設には踏み込まない方針だったのですが、有識者委員から検討を急ぐべきだとの意見が続出。
来春から議論を本格化させる方向に転じたそうです。
この報道ではテレビでは流れませんでしたし、ネットでもほんの少ししか流れていませんでした。
流石に新しい原発は作らないだろうと、タカを括っていたら、え！と云う事になる可能性がある訳です。
メディアが、テレビ映えする報道を大きく扱うのは仕方ない事ですが、同じぐらい大切な事が、いつの間にか進んでいる事をしっかり報道して欲しいと思います。
相撲とか宮司の話しばかりを、一日中流しているようでは、全く持っていただけませんね。
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